クリスマスディナー

さてさて、クリスマスですもの。二人でディナーもしたいではないですか。…というとイタリアンだー、フレンチだー、ダイニング系もいいですね、となりそうですが、そんな、割増料金が発生するような店には行けないワタクシたち。というのも以前、地元の有名なスペイン料理店のクリスマスディナーのお値段を聞いた時、普段３０００円のコース料理に８０００円払えと言われ、そんな体制に俺は反発するぜ！と急にセックスピストルズな気持ちになって以来「クリスマスにはカップルがこないような店に行く！」と決めたのです。（そう言うとカッコイイだろ！）
いや、そーゆー店に行った事もあるんですけどね…クリスマスじゃないですけどね、まあ、イベント日ですわ。何か回り中がカップルで、お店の人が笑顔でポラロイド持ってきて「お写真撮りましょう〜」と言うわけですよ。「いやいや、そんなこっ恥ずかしいことやめてくださいよ！」「えー？よろしいんですかー？」「いりませんいりません！」と頑なに拒んだところ、（何かしら、あの人たち、不倫カップルか何かかしら？）という目で見られましてね。
というわけでクリスマスには「鍋」「おでん」「韓国料理」などをこなしてきた訳です。
そして去年はクリスマスに来てもガラガラだった韓国料理の有名店に行ったんですよ。が、「すみませーん、予約のないお客様はお断りしてるんですよー」「え！？どゆこと！？」見ればカップルだらけでお店は繁盛しております。
くらげ隊長は言いました。「…韓流ブームにやられた…。」そ、そんな…。

クリスマスの夜、四ツ谷という見慣れぬ街に放り出された我々。今更何処に向かえというのか…。トボトボと歩いているとそこには「肥後ばっ天」の文字が。
「くらげ隊長！決してキレイとは言えない居酒屋でもいい？」「…いいけど…。」
「ここ、ウマイよ！熊本料理の店なんだけど、昔日本橋店によく通ってたのよ！」（←通うなよ…）
入りました。ハイ、見事にオヤジ率（しかも背広姿）１００％！
からし蓮根！一文字グルグル、そして博多モツ鍋！
ニンニクとニラがたっぷりのモツ鍋！うーまーいー。
くらげ隊長は男山（日本酒）を、私は紅乙女（胡麻焼酎）をいただきながらモツ鍋を食べました。マジうまいんですよ。これが。
あと自家製つくね。コレ食べる価値ありだと思います。デカいので１本で十分です。

ちなみに最後まで女性は私一人だったのですが、くらげ隊長が「結局男率１００％のままだったね」と言いやがりましたので、頭をはたいでおきました。