産まれました。

2007年11月29日　PM8：53
無事に…と言いたいところですが、なかなかの難産で出産いたしました。
推定体重3,100ｇが2,412ｇという、
いきなり世の大人を騙して産まれたちょっと小柄なベビーです。

陣痛が始まった、と思われたのが29日のAM1：00頃。
でも20分に一度くらい「ん？」という感じの痛みでした。
その後朝4：00におしるし、そして同時に破水。
4：30に病院に駆け込み、そのまま入院となり、朝7：00には5分間隔の陣痛に。

その後は5分間隔のまま、痛みだけ増していきました。
子宮が全然開かないのでバルーン投入。
腰が割れるかと思うほど痛い。
ここの痛み、というのは空手家がキレイに割るのではなく、
すごーく固いモノを無理やり逆方向に折ろうとするような痛みなのです。

それがね、夜の７時には2分間隔になってね、それでも子宮口は4センチしか開かないの。

「もう、ダメ…」となった時、この期に及んで臍帯が中の人に巻いてしまっていて降りてこないのが判明。

あーーーー！最初から切ってもらえばよかったよ！！！！
と思ったので「先生…早く切っちゃってください」と懇願。
あっさり承諾されて8：30過ぎには帝王切開手術がスタートされました。

で、局所麻酔されて、先生やスタッフの皆さんとトークしつつ、
元気な男の子が誕生したのでありました。
「おめでとうございます！」と言われた時、一瞬泣こうと思ったけど、
陣痛の長丁場の疲れと、睡魔との闘いと、手術室ののんびりした雰囲気に飲みこまれて
「ありがとうございましたー」と言って後は、斜め上にいる我が子の様子を
首を亀のように伸ばして見ているのが精一杯。しかもみんなが失笑するくらい大泣きしてるし。
「…こんなに大泣きする子珍しいわねー。あ、でも元気でいいのよー。」と言ってくれましたが。
「あ、もうオシッコした！」「あ、ウンコまでした！」と中継されながら「面白いぞ、息子よ」と
誕生するなり笑いを取れた事を心で誉めてみました。

その後、手術の傷はとても痛かったですが、陣痛に比べればコンナモノ。
出産の感想は「痛かったけど、帝王切開手術は面白かった！陣痛はもうイヤ。」です。

そんなこんなで産まれてきた子が
今隣で眠っています。

正直、カワイイっす。